~コラム マイナー飲食店 番外編~
あの県道の坂をかやの湯坂と呼んでいた。
数百数千回と上った坂道。
しかし、坂の名前はよく耳にするが、肝心の旅館に行ったことがなかった。
果たしてどんなところなのだろう。
急に興味が沸いてきた。
こうして目的地に向かうことになったのである。
かやの湯という旅館が寄居にある。
お店の看板も少しさびれた感じで、哀愁漂う感じがなんとも言えない。
旅館の前にたどり着くと、普通の民家のような佇まいが現れる。
営業しているのか??
少し不安な感じもするが、そのまま玄関の引き戸を開けると、
昭和の雰囲気が飛び込んできた。
飾り物や置物、とくに狸の剥製は可愛いね。
おたぬき様が玄関にいるだけで癒されるね。
そんな個人的主観は置いておいて、
薄暗い店内は、
築4~50年は経っているような内装である。
女将さんも気さくで優しい人柄で、なごみますね。
さて、まずは入浴でもしようかね。
入浴料は500円とリーズナブル。
離れにある小屋に温泉がある。
実際には温泉ではなく鉱泉になるようだ。
中は立派な岩風呂である。
なにより誰もいないのが良い。
ゆったりとお湯につかる。
幸せなひと時だ。
そのあとは、お部屋で食事をとることに。
食事メニューは鍋メニューが数種類とうどんが数種類ある程度である。
今回はすき焼き鍋2700円(2人分)を人数分に調整してもらって
出してもらった。
山の幸と肉のコラボ。
個室で食べる料理は旅行気分を彷彿とさせる。
近隣で非日常を楽しむことができる。
食事をするのがメインであるお店ではないことは確かですが、
近くに寛ぎの隠れ家があっても良いと思うのである。
近くにいても一度は訪れたい、そんな雰囲気がある旅館でしたね。
今度はうどんを食べてみたい。
ちなみに鍋を注文するときは事前に確認した方が良いですかね。
マイナー旅館の旅はつづく?
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