2012年8月28日火曜日

うさぎのキッチン 桜亭

【2016年11月に閉店しました。】

2017年3月のある日、
久しぶりに訪問してみると・・、
なにやら張り紙がしてあった。

遠くから見ても、雰囲気が違うことが分かった。
そして嫌な予感は当たった。




寂しく張り紙がしてある。
雰囲気を見ただけで、どうして閉店したのかも察することができた。

まさか・・。
再訪が遅くなった事を悔やんだのは言うまでもありません。


カレーは辛いです。チィーズケーキもね。
食べてなかったな。


~2016.4~
体重も増えてきたって言ってたな・・。


~2016.5~
お客さんも手伝っていたな。


また来ます・・って、

こうして数か月後に・・・。

良い店はみんな消えていく。
商業主義に飲み込まれたお店ばかりが世に増え、
大衆はそれを歓迎する。

寂しい世の中になったな。
便利な世の中でありながら、心は荒んでいく。

そんな中、
とぼけたオヤジが、繊細で綺麗で何よりもリーズナブルに料理を食べさせてれた。
人の醸し出す雰囲気が料理にも表れているようだった。
なにより美味しかった。

カレー食べたかったよ・・。
もっと早く、足を運んでおくべきだった。

最終的にはいつも、巣ごもりコロッケと、肉料理に心を奪われた。
懐かしい思い出・・。

寄居の辺鄙な場所に、暖かいお店があったことを、
忘れないだろう。

素敵な料理も。

心のシェフ、あなたが与えた影響は大きいと思います。
きっと他の方の心にも、影響を与えたと思います。
種はやがて成長し、実を結ぶ。

沢山の芽が出ているかもしれません。

最後に・・、
色々と楽しませて頂き、本当にありがとうございました。

そして心より、ご冥福をお祈りいたします。






寄居に足を運んでみた。
いつも自転車で近くを通っていたのですが、全く気が付かなかった。
入り組んだ住宅街にお店はありましたよ。

うさぎのキッチン 桜亭です。

分かりづらい場所にあるにもかかわらず、
お店は満席に近い状態です。

前回行った時は、入れなかったよ~。

店内はテープル席とカウンター席からなっています。
以前はカウンター席のみだったのですが、増築しテーブル席を
増やしたようである。

メニューは、その時々で変わるようですが、オムライス、コロッケ等は
いつもあるようです。

単品メニュー600~700円にセットを注文するシステムのようです。
セットにはサラダ・スープ・ライスorパン・デザートorコーヒーです。
これだけ付くのでセットはお得です。

しかしメニュー表示が分かりづらいですかね。
セット価格800円と書かれていました。
ちなみにサラダ(200円)・スープ(200円)・ライス(200円)orパン(100円)
デザート(200円)orコーヒー(200円)

つまり、単品メニュー+800円なのかと思いきや・・・、
セットにすると800円均一になるようです。
つまり単品700円のものをセットしても800円。

ドリア等のメニューもあったので、ライスとかセットに出来るのか??
気になる。

そしてうさぎのキッチンの由来も気になる・・・。
お店の入り口にはうさぎの置物があったけど、
店内には犬の置物や豚の置物等・・。

でも細かいことは気にしていないようなアットホームな雰囲気が
また良いのですよね~。

サラダは撮り忘れたので、スープから。
ジャガイモのスープですかね~。
美味し~い~。


こちらはツレのロールキャベツです。
トマト煮込みですね。


ポークカツ、パンと一緒に食べま~す。


分厚いポークカツ。
噛むと肉汁が溢れます。

肉料理は当たりです。


デザートをチョイスしましたぁ~。
シフォンケーキです。
カラメルソースがかかっています。
いつもはプリンがデフォの様です。


こちらはツレのプリン。
手作りプリンですね。
ほろ苦いカラメルが美味しい。


安くてお得なお店でした。
お店の方全員が気さくで優しい。

落ち着けるお店です。

いやぁ~食べた食べた。

そういえば、厨房と客席が仕切られてないので
店内がちょっと煙かったのが辛かったかな~。
換気扇の排気能力をUPさせれば、もう言うことないですね~。

ご馳走様でしたぁ~。



~レポート追記’13.2~

久しぶりに訪問してみた。
ここも色々食しましたが、どれも美味しいですね。
ドリアも良いし、チキンやポークのソテーや魚のムニエル等、
安い値段で美味しいものが食べられるお店です。

時間が掛かることもあるので、時間が無いときに訪問するのは避けるべきですね。

丁寧な仕事がされている料理を堪能することが出来ます。

セットメニューは若干修正が入っています。
以前は、200円でスープ・サラダ・ライス(パン)の他にデザート又はドリンクが付いていました。

デザートとドリンクが別途になりました。
それはそうです。安すぎますよ。

ビーフシチューを見るのは初めてかな。





























セットのサラダとスープです。
丸いコロッケは100円ですよ。
安すぎる。そして旨すぎる。





























ポークジンジャーです。





























付け合せにもそれぞれ味付けがされており、ブランデー?等で香りがつけられたニンジンや
カボチャが入った玉子系の焼き物。

































腰の低いおじさんがこのお店のツボです。
お店自体を楽しみ、料理も楽しめる。

すべてが高次元のお店ですね。


~レポート追記 ’13.6~



おじさんが今日もてんぱりながらも確実に仕事をこなしていました。

行くのが遅かったので、ライス切れとメニューではムニエル系がなくなっていました。
鯛のムニエル食べようと思ったのに・・・。

まぁ仕方がない。





























サラダにはいつもビネガーが強めのドレッシングがかかります。
本日は冷製スープでしたね。

ジャガイモとカボチャ等のスープです。

そしていつものコロッケです。

やはりコロッケは桜亭の売りですよね。
食事の後の持ち帰りが後を絶ちませんね。





























ライスがなかったのでパンです。
そしてポークジンジャーを注文する。

付け合せが若干変わっているが相変わらず美味しい。
甘い玉ねぎとの相性がやはり抜群です。





























癒しの食堂、それが桜亭だ。


~レポート追記’13.11~
久しぶりに再訪した。
相変わらずの雰囲気とメニューだ。

800円で美味しい定食がリーズナブルに食べれる嬉しさがあるのは変わらない。

今回注文したは、ムニエル系にした。
魚はまだ食べたことが無かったな。

この日はスズキとイトヨリの2種類から選べた。

イトヨリは食べたことが無いので、おじさんにどんな魚か聞いてみると、
切り身と丸ごと1匹実物を見せてくれた。

尾の部分に糸状の出っ張りがあり、それに因んでイトヨリと呼ばれるようだ。
調べたところによると関東ではあまりお目にかからない魚のようだ。

正式名称はイトヨリダイというらしい。

鯛なのだ。

切り身は若干赤身がかっているが、火を通せば完全に白身ですね。

セットのサラダとスープ





















ちなみにコロッケは外せないですね。
100円ですからね。






















イトヨリのムニエルだ。
いつもながらに盛り付けも美しい。























綺麗な魚です。
出で立ちも美しいですが味も美味しい。
淡白で癖が無い。

なのでブラウンソースとの相性もバッチリです。
上品な味わいですね。

普通に塩焼きにして食べても美味しいでしょうね。
高級店で出されたらムニエルだけで3000円は取られそうだ。
でもムニエル単品なら700円というお安さです。

なんという満足感とお得感。
これでボリュームがあれば最高だ。







~レポート追記’15.7~

ブラウンソースのポーク煮だったかな・・・。
記憶が曖昧だ。

グランドメニューでは無いと思いますので、あったら注文すべし。

ほろ苦い風味で大人にぴったりの美味しいソースと柔らかい肉が
ご飯のお供にぴったりです。

飽きないメニューが沢山あるので、また行ってみよう!



~レポート追記’15.10~

前回食べれなかった蒸し鶏があるか?
それを確かめに行って来ました。


メニューを見るとグランドメニューにあるようです。
カタカナで記載されたメニューがかわいらしい。

ちなみにカレーは辛いですと記載されています。


どうやら準備万端で出来ていたようです。なので、
蒸し鶏の野菜添え(600円)を注文する。


野菜たっぷりで根菜類からトマトや杏まで入っています。
バンバンジーのような蒸し鶏を想像していたのですが、

なんと燻製になっていた。
燻製の香ばしい匂いと柔らかい肉、それに野菜を巻いて食べても良い。
単体で食べても良い。

なんとも手が込んだ一品となっていた。
美味しい事はもとより、安いです。

おじさんの丁寧な仕事ぶりに感謝しながら、完食です。


ひっそりと佇む桜亭、そこは商業主義とはかけ離れた存在として
やさしく人を包み込む空間と料理がそこにある。

荒らされたくない聖域たる存在ですね。








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